純正で取り付けまで頼むとなかなかの高額なんで、社外品を自分で付けることに。
選んだのはキジマGH08。
グリップとスイッチが一体型のGH07 のが人気な様だが、まぁスイッチ別体の安い方でいいやと。
さて、まずはバーエンドと純正グリップを外す。
グリップはもう使わないので、遠慮なくカッターにて切り捨て御免。
左手側は、ハンドルに残った接着剤の残骸をキレイに取り、ヒーターのコードの向きを考慮しながらグイっと差し込む。
これでOK。
それだけで、接着剤不要でしっかりハマった。
で、厄介なのは右手側。
今日日のスロットルは、グリップの滑り止め用に凸加工がしてあり、これが邪魔。
なので、削り取らねばならない。
ハンドルに着けたままでもできそうだが、念のためにスロットルを外して作業。
外す際は、スロットルワイヤーのアジャスタを緩めなければならないが、アッパアジャスタだけ緩めてもタイコが外れないので、面倒だがサイドカウルを外しタンクを浮かせて、ロアアジャスタも緩めて外す。
ロア側を緩める際は、ナットaのみを緩めbはそのままでOK。
後で元に戻すのも楽。
スロットルを外し凸を削るのだが、キレイに削りすぎるとヒーターグリップをハメる際に要接着剤になりかねないので、適度に凸を残す。
スロットルをハウジングに戻し、ワイヤーをかけ、ハウジング前後を合わせてネジを締める。
この、ハウジングのネジを締める際だが。
ハウジング内には下の左画像の様なピンが出ており、またハンドルバーにはそれがハマるよう穴があけられている。
なので、ピンが穴に収まる位置でないとハウジング前後がうまくハマらず、ネジが締められないので注意。
そして左手側同様、ヒーターのコード、特にスロットル側は可動することも考慮し、位置を決めてグイっと差し込む。
左側もそうだが、この際シリコンスプレーがあれば、より作業はスムーズ。
残した凸のお陰で、グリップは接着剤不要でしっかりとスロットルにハマった。
後はスイッチの位置を決めをし、設置。
そしてハンドルの動きにも、また、なるべく見た目にも邪魔にならないよう配線する。
私は、ロアアジャスタを緩める際にタンクを浮かせていたので、ついでに一旦外し、タンク下を通るように配線した。
キーONにし、ヒータースイッチONで作動確認。
確認が出来たら、忘れずにロアアジャスタのナットaを元に戻し、それからタンク、カウルも元に戻す。
アッパアジャスタも再調整し、作業終了…なんだが。
走行距離が7000kmに到達。
半年点検からちょうど3000kmくらいになるので、この日はついでにオイル交換も。
オーナーズマニュアルには5000km毎と書かれている様だが、まぁ念のため。
オイルフィラキャップとドレンボルトを外し、オイルを抜くわけだが。
このバイク、今まで所有してきたバイクと違い、ドレンボルトはエンジン真下ではなく、下部側面に設けられている。
ここで私はミスをする。
今まで同様、廃油処理箱を真下に置き、ドレンボルトを抜き取ってしまった。
下向きの穴であればもちろんそれでいいが、これは横向きの穴である。
ボルトを抜いたとたん、当然オイルはセンスタをくぐり、後方へ放物線を描いて勢いよく放出。
慌てて廃油処理箱のフタとビニールで壁をつくり、オイルを箱内へと落とした。
まぁかなりこぼれたが、3/4くらいはちゃんと入ったかな?(笑)
ドレンボルトをしめ(締付トルク値 30Nm)、オイルを注入。
今回も純正指定のG1(10w-30)で。
抜く際にオイルをこぼしこそしたが、作業は至って簡単に終了。
ドライサンプ式のF650GSのオイル交換に比べたら、本当に楽チンでいい。
ちなみに。
フィルター交換は、フィルターレンチをまだ買ってないので…。
1年点検の時にオドが約10000kmまでいってたら、その時ついでに店に頼むとする、かな?