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ウインカーレンズをスモークにした故に、以前からウインカーやポジショニングがやや暗いと感じていた。

まぁ問題になる程ではないにしろ、もう少し明るくできないかと。

そこで、ウインカーのLED化を試みる。

社外品のLEDウインカーや、F650GSで使用していたシーケンシャルウインカーなどは使わずに、純正ウインカーで、電球をLED球に交換するカタチで行う。

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まずは、リレーを交換。

400Xのウインカーリレーはタンク下のアンダートレイにあるので、いつもの様にサイドパイプ→サイドカバー →サイドカウル→タンクと外していく。

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純正ウインカーリレーから、社外品ICウインカーリレーへ。

純正は4ピンだが、交換するのは孫市屋製の3ピン汎用タイプ

3ピンに変えてしまうと、「キーOFF状態でのハザードの使用が出来なくなる」とか?

まぁ今までそんなの使ったことないし、そもそもそんな機能があったことすら知らなかったので、躊躇なく無視。

しかしピンの本数だけでなく、ピンの幅自体も違う純正品と社外品。

POSHから便利な変換ハーネスも発売されているようだが、私は手持ちのエーモン製平型端子(110型250型)で対処した。

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社外品のICリレーには、何のピンか分かるように、本体側面や下部にそのイニシャルが表示されている。

B…バッテリー L…ランプ?(ウインカー) E…アース

しかし純正品には当然そんな表記はなく、なにをどこにつなげてよいやら。

こういう時に変換ハーネスはいいなぁ。

挿せるように挿せば、それでOK。

これを自分で探るとなると、手あたり次第挿してみて点灯するか否か試しながら…とはせずに、サービスマニュアルで配線図を調べる。

すると、

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んー?

BATTはバッテリー、GNDはアース、LOAD…これがウインカーかな?

IGPはイグニッションっぽいんで、これがキーOFFハザードか?と見当をつける。

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あとはICリレーのそれぞれのピンと、車体側のカプラーの配線色を確認して、接続。

B→赤/白 L→灰 E→緑

自作変換ハーネス?のいいところは、都合のいい長さで作れるところか?

既製品は短すぎたり、長すぎたり、なかなかちょうど良くない。

ちなみに、ICリレーは元の位置だと収まりが悪いので、点火コイル隣の空きスペースに押し込んだ。

それから、タンク下なのでよほど心配はないと思うが、念のために防水用にゴムカバーも付けておいた。

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無事に点灯・点滅し、一応、電球とLED球の明るさを比較。

あれ?ちょっと微妙?(笑)

いや、撮り方の問題だな。

実際にはLED球のがもっと明るく感じる。

あと、電球のやや「モワッ、モワッ」とした点滅とは違い、「パッ!パッ!」と点滅するLEDの方が、方向指示器としての視認性には長けているようにも感じる。

うん、「流れる…」よりは全然見やすいな(笑)

ちなみにLED球は、アマゾンで購入したGOSMY製、アンバー色のダブル球シングル球

アンバー色のLED球で、ダブルとシングル両方あるのは、結構限られている。

その中でも比較的口コミの良さそうなのを選んでみた。

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リアのナンバー灯もLED球に交換し、我が400X、フルLED化!

…というか。

そもそもヘッドライトがLEDの時点で、当然ウインカーもLEDだろうと、購入前に勝手に思い込んでいた。

新型がそうだったので、混同したのかもしれないが。

しまったなぁ、分かっていたら、F650GSで利用していたICリレーを外しておいたのに。

 

ところで。

このICウインカーリレーだが、私は孫市屋製のものを購入したが、アマゾンでもたくさん売られている。

しかも、私の買ったのより全然安い。

しかし、点滅速度がやや遅く「車検通らなかった」等のレビューもあったので、純正と同じ85回/分を謳う孫市屋製のものを選んだ。

車検のたびにノーマルに戻すのも、数年に1回とはいえメンドクサイので。

 

さて、この日は他の作業も。

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一つは、ラジエターキャップを水温計付きの物に交換。

冬場の暖気の目安にと。

本当はデジタル表示でモニターできるようなものがいいんだろうが、なんか取り付けがメンドクサそうだし、そこまでの正確性も求めてないので、これでいいやと。 

安いし(笑)

しかし、サイドカウルを付けるとほぼ見えなくなるので、カウルの一部を加工。

まぁこれでも見やすくはないが、見えなくはない感じ。

あくまでも、ちょっと確認するだけなんで、これで良し。

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次に、キタコのミニフォークガードを装着。

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これもまぁ、気休め程度か?(笑)

 

以上、作業は7月19日。

久々の晴れた日曜日だったので、ツーリングよりも青空作業。

ちょこちょこ買い溜めた物を一気に取り付け。

我が400X、これは進化の過程か悪化の一途か?

それとも、全て無意味か?(笑)

いずれにしても、まだまだ未完成。

 

追記

POSHの変換ハーネス、市販されているICリレーと純正カプラーをつなげられるものではなく、POSH製のICリレーと純正カプラーを接続する物、と判明。

なので「両方セットで買えば簡単にできますよ」という事のよう。

な~んだ、とんだ勘違い。

まぁ、結局買わなくてよかった(笑)