コロナ禍GW後半

ブレーキペダルの位置は改善した、が。

これも以前から気になっていたことだが、どーにもブレーキのタッチが悪い。

特にリア。

以前のバイクでは、よくキャリパーピストンの揉み出しをしていたんだが。

F650GSにしろエイプにしろ、その際にリアは「ホイールを外す」という工程があり、それがどうにも面倒くさく、400Xではなかなかやる気になれなかった。

だが、サービスマニュアルをよく調べてみると、なにやらホイールを外さずとも出来そうな様子。

なので、やってみることに。

まずはフロントから。

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汚っ。

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とりあえずブレーキレバー握ってピストンをほどほどに押し出し、汚れを拭き取る。

そしてシリコングリスを塗り、指でキャリパー内にグイグイ押し込み、またレバー握って押し出し、また指でグイグイ押し込んで…、の繰り返し。

10回くらい?

まぁでもフロントはさほど動きが固くもなく、難なく終了。

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ピストンに残った余分なグリスを拭き取り、ブレーキパッドを戻し、キャリパーをフロントフォークへ。

各所の締付トルクは

パッドピン 17Nm

フロントキャリパーボルト 30Nm

フロントのパッドの残量は、まだまだ十分。

 

続いてリア。

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ホイールは外さずにできたが、ABSセンサーや、センサーコード&ブレーキホースのクランパーは外した。

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リアピンスト、固っ。

そしてピストン径デカっ。

リアはパッドが減り、すでにピストンがかなり押し出た状態だったので、そのまま側面を拭きシリコングリスを塗る。

フロントとは違い、指押しでは全くビクともしないので、仕方なくプラスチックハンマーをピストン凹にはめ、それをゴムハンマーで叩いてキャリパー内へと押し込んだ。

そして、ブレーキペダルを押してピストンを押し出し、またダブルハンマーで叩き押し込む。

この作業を繰り返し、5回くらいか?

どうにか指でも押し込めるようになり、今度は指押しでピストンの出し入れを5回ほど繰り返す。

フロントのスムーズさには程遠いが、もう指が痛いので終了。

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フロント同様に余分なグリスは拭き取り、パッドを戻してブラケットへ。

締付トルクは

パッドピン 17Nm

リアキャリパーボルト 22Nm

センサーやクランパのボルトは…、まぁ適当に。

あ、一応前後キャリパーボルトには、ロック剤を使用した。

しかし、相変わらずリアパッドの減りは早いなー。

次はベスラのにするかな。

 

さて、ついでにもう少し気になるところの作業を。

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クラッチワイヤーにオイルスプレーをし、最近左グリップがよく動くようになってきたので接着し、そして冷却水を確認。

本当はスロットルワイヤーもメンテしたかったが…、面倒になってやめ。

冷却水はもう安心していいのか?

ほぼ減ってない様子だった。

 以上、作業終了。

 

そして5月4日、試運転がてらツーリング。

今年初の林道御池線と権現谷林道へ。

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このルートはいいわ。

ブレーキはもうめっちゃいい!

クラッチレバーも軽いし、左グリップも回らん。

スイッチは…、うん、これだけはよく分からんな(笑)