プラグ交換

8月4日の事。

5000kmには若干満たないが、プラグ交換を。

店に持ち込むのは面倒だし金もかかので、とりあえず自分でやってみることに。

「やってみる」というか、今までのバイクでは当たり前にそうしてきたんだが…。

しかし、今まで所有してきたのとは色々違う、この400X。

まず外から見て、そもそもプラグの位置が分からない。

つまり、アレコレ外さねばならない。

そしてなにより、車載工具にプラグレンチが付属してないという事実。

もう「ユーザーが触るな」と言わんばかり?

 

ともあれ。

まずはカウルを外し、タンクを外す。

このカウル、実に外し難い。

ボルトだけならいいが、ツメが多くて。

私は別件でこのカウル外しで失敗し、既に何本かツメを折り済みなので、今はわりと楽に脱着できるようになったが(笑)

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タンクもまた、ボルト3本、ホース3本、カプラー1か所を外さねばならない。

このホース3本のうち2本はただ抜けばいいだけだが、残る1本、メインのガソリンホースが「クイックコネクター」というもので接続されている。 

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「クイック」というくらいで、本来は簡単に脱着できるものなんだが、それは外し方を知っていればの事であって、知らなきゃ一向に外せない。

サービスマニュアルの説明も良く分からず、ネットでその方法を探しまくって、ようやく外すに至る。

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のツメ部を奥へ押し倒し

の樹脂パーツ全体を中に押し込み、ホースを抜く。

樹脂パーツを外に引っ張ると、樹脂パーツのみが外れてホースは抜けないので注意。 

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やっとタンクを外したところで、今度はアンダートレイなるものが邪魔をする。

結局これはうまく外せず、ややムリにずらして作業にあたった。

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 今回交換するにあたり、プラグはNGKの moto DX にしてみた。

どうせ変えるなら違うものに、と。

効果はともかく、その耐久性から交換頻度が減るのは嬉しい。

プラグレンチは、マグネット式のものを購入。

F650GSの時にもマグネット式のを買い、とても便利だったので今回もそうしたのだが…。

これ、マグネットのない普通のだったら、作業は大変だったと思われる。

例え車載工具にプラグレンチが入っていたとしても、マグネット式のものを買い足していただろう。

アンダートレイも外せれば問題ないのかもしれないが、この状態の作業では、プラグが結構奥深い所にあり、取り出すにも差し込むにも苦労したに違いない。

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タンクを戻し、あれこれ接続して、エンジン始動。

無事にエンジンがかかり、この日の作業はほぼ終了。

お疲れさまでした。