以前、可倒式レバーに交換し「問題なく使えてる」と書いたが、使ってると不満が出てきた。
レバーの位置を調整する「アジャスター」というネジ(a)があるんだが。
このネジを回してレバーの位置を変え、手の大きさに合わせて握りやすくできる、というわけだが。
しかし、このネジ自体を固定する機能がなく、使っているうちにズレてきてしまう。
なので、クラッチなどはいつの間にか切れにくくなり、なんとも使いにくい。
そこで、アジャスターに固定用のナットを仕込むことにした。
このアジャスターネジ、M6のピッチ1.0で一般的なサイズ。
とは言え、普通のナットだと厚みがありすぎて調整不可能になってしまうので、なるべく薄い六角ナット[3種]を購入。(1種:5㎜、3種:3.6㎜)
しかし、組んでみるとこの[3種]でも厚みがありすぎてイマイチ。
M6でもっと薄いナットもあるにはあるが、それだとピッチが0.75と細目になってしまい、これには使えない。
そこで。
「まぁ無ければ作るよりしょうがないか」てことで、購入した[3種]をグラインダーで削り、厚み約2.5㎜に変更。
2.5㎜とはいえ、ここにナットを入れてしまえば本来の調整域が半分くらいは損なわれてしまうが、この状態でネジを締め込んだ幅が、幸いにも自分の手にはちょうどいい感じ。
しかし。
削るならワザワザ[3種]を購入しなくても、家にあるナットを削っても良かったんじゃ?
というか、そもそもナットを仕込まんでも、これならM6ワッシャーを2枚程入れとけば済んだ気もするが…。
まぁいいけど。
それから。
レバーにはスプリングが組まれているんだが(b)
これが鉄製のスプリングで、既にサビサビ。
スプリング外径を計り、同径のステンレス製スプリングを購入。
長さは適当に切って調節、元のスプリングと交換しておいた。
念のため、グリスも塗布。
昨日9月1日、試運転がてら日帰りツーリング。
ブレーキもクラッチも、なかなかいい感じ。
また、走行距離が6000kmを超えたが、7月15日の点検以降、エンジン警告灯が点くことも冷却水が減ることもなくなった。
今のところは、だが。