新車時から装着されていたタイヤ、ダンロップ・トレイルマックス D609。
そろそろスリップサインが見えてきたので、交換することに。
走行距離9609km。
まだまだ乗れそうな気もするんだが、某用品店で工賃無料キャンペーンをやってたので、この際にと。
さて、履き替えるタイヤだが。
各タイヤメーカーの適合表などで400Xを調べると、ほぼ「ツーリング」や「ストリート」などのオンロードタイヤしか出てこない。
しかし、F650GSの頃からオンオフ両用タイヤばかり履いてきたせいか、なんとなく400Xにもそれを求めてしまい、適合表ではなくサイズ表で探すこととなる。
すると、このカテゴリーにおいてはフロントの「17インチ」とリアの「幅160」というサイズが邪魔をし、あまり選択肢がないと判明。
そして、そんな限られた選択肢の中から選んだのが、ブリヂストン・バトルウイング BW‐501/502。
F650GS時代にも履いたことのあるタイヤで、好印象だったタイヤである。
ただ、コスパ的にはミシュラン・アナキーのが良かったので、結局1度しか履いたことはなかったが。
銘柄決定、あとは注文となるワケだが。
しかし、どうやらこのBW‐501/502、廃盤でこそないものの、今はNC750XのOEMタイヤとしての製造がメインで、サイズもそれしか用意されていない様子。
幸い400Xは、NC750Xと前後同サイズのタイヤなので、問題なく注文&装着完了。
ついでに今回、バルブもL字型のモノに交換してもらった。
アルミ製のしっかりした造り。
空気入れや空気圧チェックなどが、かなりやりやすくなると期待して。
で、値段の明細等は既に紛失した様でここに記録できないが、タイヤ前後とL字バルブ前後の交換で、計46000円余りとなった。
工賃無料でこの額か…。
さて。
「インプレ」というほど詳しくタイヤの性能を評価できないが、履き替えた印象・感想を。
まず乗り始めて最初に感じたのは、D609よりロードノイズが少し大きい。
しかし、さほど気にならないし、すぐ慣れる感じ。
そして、それ以外は全てD609より上。
走る、曲がる、止まる、いずれもD609のそれより優れている感じがする。
具体的に何がどう優れているかは、感性も表現力もないので詳細に書けないが、走ってて「おぉ、いいね!」て感じ(笑)
特にウエット路面などでは、D609よりかなり安心感を得られる。
これでライフが長ければ、「次もバトルウイングで」としてもいいくらい。
まぁでもさすがに、その頃には廃盤になってるかもしれないが…。
なんせ2008頃に発売され、リニューアルする事もなくそのまま継続販売されている。
しかもブリヂストンは、2014年には同カテゴリーにバトラックス・アドベンチャーA40を投入し、更に18年には「A41 」と進化させている。
既にOEM用と限られた生産体制にあるBW‐501/502などは、もういつ無くなってもおかしくなさそう。
となると、A41あたりが次の候補になるのかも?
コロナ対策で支給されるハズの10万円は、次期タイヤの交換費用にとっとくかな?(笑)
ちなみに。
後で知ったんだが、D609のスリップサイン、どうやら私は勘違いしていたようで…。
↑の黄色の箇所、「タイヤ剛性調整用の「タイバー」部」というのをスリップサインと思っていた。
つまり…D609、まだまだ全然余裕で乗れてたわけか?
どうりで1年点検の際に「そろそろタイヤも交換時期です」とか言われなかったワケだ。
でもまぁ、バトルウイングが交換してみてとてもいい感じなんで、D609にはさほど惜しい気がしない。
あのタイヤはあれで終わりでいいや、て感じ(笑)
しかし…。
こんな解説画像をホンダがワザワザ用意していたということは、大勢が同様の勘違いしたという事かな?(笑)