フリップアップヘルメット

以前からOFFタイプのメットで、オープンフルフェイスの様なモノを探していて。

これがなかなか見つからない。

あってもまぁまぁ高かったり、いやいやとっても高かったり。

そんな中、先日やっと手ごろな値段でいいのを発見。

しかし、その商品タイトルやブランド名がイマイチ怪しく感じられ、即購入はせず。

また敢えてすぐには買わず、1ヶ月後もまだ「欲しい」という気持ちが持続しているか否かを確かめるべく、ちょっと冷静になる期間を設けてみた。

その間に、急にそのストアの全商品が「在庫切れ」扱いになったり。

また突然再販し始めたと思えば、そのヘルメットの値段17200円だったのが、22000円へと値上がりしてたり。

更にいろいろ調べていると、どうやらこのヘルメットはFASEED FS-909というモデルの様であり、ではなぜその名で売らないのか?と疑問に思ったり。

またFS-909として売られているモノは価格が36000円程するのに対し、こちらは値上げしたとはいえ、それよりもまだ1万円以上も安いのは一体何故だ?と思えたり。

「買っても本当にこれが送られてくるのか…?」と疑問符だらけながらも、ほぼ毎日のようにチェックする事1ヶ月以上。

ストアに対する高評価も付き始めたところで、「まぁとりあえず買ってみるさ」と8月19日に注文。

そして10日後の29日、いよいよ届いたその中身は…。

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どうやら本物?の様で一安心(笑)

 

さて、今まで使ってたWINS MODIFY Xと比べてみると、サンバイザーさえなければ帽体そのものは同じくらいの大きさか?

重さ的には、家にある体重計にて調べると、MODIFY X は約1.8kg、FS-909?は約1.9㎏。

うちの体重計の測定値にはかなり疑問があるんで、実際にはこれらよりもやや軽いとは思うが、MODIFY X より重い事は間違いなさそう。

でもかぶった感じは、私は全く気にならない。

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そして、使用感だが。

まずはダメ出しから。

私の頭のサイズは約57㎝なので、購入したストアでの最小サイズであるL(54~57㎝)を選択したのだが、やや緩い。

MODIFY X も最小サイズLで選択し丁度良かったが、2年使ってヘタリ始めたその内装よりも、FS-909?は若干緩い印象。

そこで、インナーを購入。

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おおっ、いい感じのフィット感に。

この商品、サイズ調整だけでなく、メット内が汚れてきた際もコレだけ外して洗えばOKなので、その点でもありがたい。

商品説明にある「冷感」に関してはちょっと疑問だが、まぁそれはいいや。

次に、シールド。

シールドを閉めた状態から開ける際に、ちょっと固く開けづらい。

完閉した際に、シールドに設けた凸がノーズガードの凹にはまるようになっており、そのせいで走行中に開けたくても、やや固くて力を要しなかなか開かない。

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ただ、あくまでも全閉から開ける、凹から凸を外すその瞬間が固いだけで、それさえクリアすればシールドの動きそのものは普通にスムーズ。

なので凸凹のどちらか、あるいは両方を少し削ってしまえば、普通に開けやすくなると思う。

というか、そもそもそんなにしっかり閉まってる必要があるのか?

凸は完全に削り取ってしまってもいいような…、やらないけど。

シールドでもう一点。

今度は全開した際。

シールドがサンバイザーと重なり、しかもサンバイザーの先端よりかなり内側に収まってしまうので、走行中にシールドを降ろすべく手を伸ばしてもついサンバイザーの方に手がいってしまい、シールドのツマミ?部分をサッと掴めず、指で探さぐりながらで手間取りがちになる。

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この白丸のツマミ部分を、横の赤丸の位置に設けてもらえると、実に降ろしやすくなるんだが…。

まぁでもこれはこれで、使い慣れてくるのかな?

続いて、チンレスト。

大きすぎというか広すぎと言うか、チンガードの上げ下げの際にいちいちアゴに引っかかって、うっとうしい。

まぁでもこれは、外せば解決。

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そして最後に最大の欠点。

それは、パーツがなかなか買えないことだろうか?

例えばシールドなどが傷ついて見づらくなった場合、どこで新しいのを買えるのか?

そう思うと、やっぱり国内メーカーのが充実してていいなぁ…。

 

さて、では続いて良かった点。

まずは、またシールドから。

シールドがPINROCK仕様のモノだとは知っていたが、防曇シートまで付属してるとは思ってなかったので、そこにちょっとビックリ。

てっきり別売なのかと。

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次にD環。

どこで見たか忘れたが、FS-909はベルトにD環がないと読んだ記憶があったが、ちゃんとあった。

勘違いだったのかな?

ともあれ、これでメットホルダーが使えて安心。

ただ今まで使てきたヘルメットとは、逆側のベルトにD環が付いてるかな…?

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そして一番良かった点は、やはりサンバイザーの存在だろうか?

乱視が強いせいなのか何なのか、私は日差しの眩しさがちょっとツライ。

これが有ると無いとでは目の楽さが違うなと、改めて実感。

インナーバイザーもいいが、やはりサンバイザーのがはるかにいい。

そのうえ、これはチンガードがオープンするので、メガネもかけやすい。

正に、これぞ探し求めていたてたヘルメット。

買って良かったと思う。

…今のところは(笑)

 

あ、それから。

ヘルメットのインプレにはよく「風切り音」のことが書かれているのが…。

私自身は、「バイクで走行してて風切り音などあって当たり前」に思っているので、気にしたこともなく、気になったこともない。

だいたい、晴天時はシールド全開で走る事もよくあるし。

なので、その点は無評価にて。

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あ、もういっちょ。

シールド全開で、インナーバイザーのみを降ろして使用することもあるんだが。

MODIFY X のインナーバイザーは、素材がちょっと薄めだったのか?

それとも取り付けの問題か?

風圧にちょっとバタつくことがあった。

しかしFS-909?のは、厚みがあり、しっかりしていて、風圧にバタバタする様なことはない。

ただ、バイザーの見やすさで言えば、FS-909? のスモークよりも、MODIFY X のミラーのが見やすかったように思う。

あ~あ、FS-909? のインナーバイザーにもミラー仕様があり、それが手軽に買えれば、もう本当に言うこと無いんだがなぁ…。