圧縮不良、再び。

1月25日、会社からの帰宅時。

いつもの様にエンジンをかけると、ややかかりが悪い。

おやおや、そろそろ添加剤を投入した方が良さそうかな?

やはり初冬に入れただけでは、ひと冬越せないのか?

そして翌朝、出勤時。

前日のことなどすっかり忘れてセルを回すと…、始動しない。

電圧は低いとはいえギリギリ12Vはあるし、セルもしっかり回るが、何度やってもエンジンは一向にかからない。

あー、ヤバイ。

これは2年前と全く同じような現象。

とりあえず自転車通勤を再開し、出勤には問題ないが…。

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さて、どーしたものか、我が400X。

前回は保証期間内だったので無償で修理してもらえたが、今回は確実に実費である。

ハハ、困ったね。

この症状、ヘッドを開けずとも自分で何とか出来ないのか?と調べてみると…、あった。

「原付のカーボン噛みからの応急処置方法」的な紹介。

その方法、要はセルをちょっと長めに回し、バッテリー保護のために10秒ほど休止。

そしてまたセルを長めに回し…、の繰り返し。

何回かやってダメなら、少しアクセルを開け気味で同じことの繰り返し。

それでもダメなら、更にアクセル開け気味で同じことの繰り返し。

これで「運が良ければ復旧する」という(笑)

成功率40%だそーな。

面白い。

この記事を参考にしつつ、ふと、あらかじめガソリンに添加剤を入れといてこれを行えば、より成功率が上がらないか?と想像。

直ちに、再びTAKUMIのガソリン添加剤F.S.Rを購入。

配達を待ち、1月29日土曜日、朝。

タンクに適量のF.S.Rを投入、念の為に前もってバッテリーも充電。

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そして充電が完了したところで、いざ実践。

すると、一回目ではかからなかったが、2回目の長めのセルで見事始動!

な~んかちょっとあっけなさ過ぎて拍子抜けしつつも、まぁ良かった良かった。

しかし、「これで直った、終了」で明日から大丈夫なのか?

まぁせっかく添加剤入れたんだし、よりエンジン内の洗浄を兼ねて、少しツーリングへ。

とりあえず、いつもの某峠道を目指し出発。

冬季通行止なのは知りつつも、「行けるところまで」と行ってみたが…。

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あ~あ、こりゃ私には無理だわ。

Uターンし、凍結の無い堤防道路を軽~く流して帰宅。

そーいえば、これが今年の初ツーリングか?

 

ところで。

F650GSでも最後の数年は似た様な利用状況だったにもかかわらず、このカーボン噛みという症状が出たことは一度もなかったんだが、なぜ400Xはそうなるのか?

400Xがそうなるのではなく、我が400Xがそうなりやすい個体なのか?

前回の修理の際に回収されたヘッドやバルブから、何か原因と対策をホンダは発見できたのか?

仮に何か発見できたところで、それは以降のモデルに活かされるものであり、我が400Xには何もしてもらえないか…。

まぁ要は、自分のバイクは自分で何とかしろ、て事だな(笑)