5月3日、久々にバイク整備。
まずは、この冬をトラブルなく越したプラグをチェック。
カブってはないが、ちょっと白っぽい。
昭和生まれのオジサンは、「プラグの焼け具合はキツネ色」が常識なんで、この焼け具合がどうにもいいとは思えない。
しかし、今日日のインジェクション車は燃調が薄めだから白っぽくなるのが正常という話もあり、判断に困る。
F650GSもインジェクションだったが、いつもきれいなキツネ色で焼けていたんだがなぁ…。
より厳しくなる排ガス規制の中で、燃調も更に薄めが求められてきた故か?
そーいえば、23年前にフルモデルチェンジし発売されたF650GSは、単気筒としては世界初のインジェクション車だったし、まだまだキャブ車に近いセッティングだったのかも?
ところで。
「イリジウムプラグの交換時期は20000km前後」と認識していたのだが、それは車の場合だそうで、バイクの交換時期は3000~5000kmなんだとか。
あれま、長年使ってきたけど知らなんだ。
今の装着プラグがオド17200km辺りで交換したものなので、既に約14300km使用中か…。
まぁまた今度改めてプラグチェックして、必要とあらば交換しますかね?(笑)
さて次に、フィルターの掃除。
このフィルターを取り出すのに、わざわざバッテリーを外さなきゃいけないのが面倒くていけない。
だいたい昔のバイクは、サイドカバーを外せばすぐそこにフィルターBOXがあったもんだが。
もっとも、現メーカーとしては「純正フィルターは4万キロ交換」と謳っているので、そんな整備性や、「そもそも掃除の必要なし」と考えているのだろうけど。
更に言えばこの辺りにも、車載工具からプラグレンチが消えたのと同様、「それらは店の整備士の仕事、素人が手を出すな」的な姿勢が表れているのかも?
ま、それはともかく。
これは純正の乾式フィルターではなくてK&Nの湿式フィルターなんで、掃除は必須。
フィルター内を確認したところ、さほどヨゴレや異物はなかったが、まぁせっかく外したんだし、お掃除続行。
専用の洗浄液をかけ、ちょっと放置。
その後水洗いして、しっかり自然乾燥。
以前はよくヒートガンで強制乾燥させてたが、それは良くないらしい(笑)
フィルターを乾燥させてる間に、クラッチワイヤーへ注油したり、タンクやサイドカウル、サイドガードを付け直したり、冷却水をチェックしたり、コーヒー飲んで休憩したり。
乾いたところで、専用オイルを塗布。
フィルター全体がオイル色に染まるをの待ってBOX内に戻し、バッテリーも戻して今日の作業は完了。
本当はブレーキの揉み出しと、チェーンの張り具合も調整したかったんだが、もう夕方なのでここまで。
朝からテキパキやればいいものを、午後2時過ぎからダラダラやるもんだからこうなる。