FS-909のシールドに、PINLOCKの防曇シートが付属していて。
先日、一旦外そうかと試みたところ、シートをはめているピンが折れた。
おやまぁなんてこった。
さてどうしたものか、と。
シールドを買い替えるのが手っ取り早いが、日本じゃ扱いの少ないFASEEDヘルメット。
交換用シールドを探すも、なかなか見つからない。
ならピンだけを交換すればいいのか?と。
Amazonなどで探すと、交換用のピンが何個かヒットしたが、もちろんFASEEDのはない。
そこで、SHOEIの防曇シート用ピンを購入。
しかし、問題発生。
SHOEIピンの軸の太さと、FASEEDシールドの穴のサイズが違うと判明。
ピン軸の直径約6㎜に対し、穴の直径は約4.5㎜。
防曇シートは汎用品でも、そのピン自体は各ヘルメットメーカーでオリジナルか?
ともかく、穴が小さいなら大きくすればいいんじゃなの?と加工。
しかし前述したよう交換用シールドが買えそうにないため、くれぐれも破損させないよう、念のために 5㎜→5.5mm→6㎜ と徐々にドリル径を太くし穴を拡張。
キッチリ入った。
さてこのSHOEI製のピン、ヘルメットにはまる軸の中心と、防曇シートをはめる軸の中心がズレている「偏心ピン」となっている。
そして、ヘルメット内側に入るピンの末端部分が六角仕様。
これにより、ピンを回すことで防曇シートのはまる軸の左右間の距離を変え、シールドとシートの密着度が調整可能になるとつくり。
FASEEDのシールドに元々付いてたピンには、こんな機能の無いハメ殺し状態。
また他社製の交換用ピンにもその様な機能はありそうだったが、「SHOEIのが使いやすいだろう」とコレを選択。
まぁそんなわけで、無事に防曇シートが使えるようになったわけだが…。
ところが。
AmazonでFS-909を販売しているあるショップが、これ用の色付きシールドを販売しているのを発見。
スモーク、シルバーミラー、レインボーの3種類。
このショップにダメ元で「クリアシールドは買えないか?」と問い合わせたところ、「とりあえず色付きで購入して、クリア希望と連絡をくれればクリアを送ります」と。
なんてこった、クリアシールド買えるじゃないか!?
しかし、値段を確認したところ、クリアでも他の色付きシールドと同額とのこと。
標準のクリアで5000円かぁ…。
例えその額でも、それで防曇シート付の値段なら許せるが、当然それは別売。
クリアシールドの相場なんて、だいたい3000円台だと思うんだが。
せめて色付きより1000円くらいは安くてもいいんじゃなかろうか?
というか、ミラーで5000円という値段は、それはそれで安い気もしたり。
まぁともかく。
できれば長く使いたいFS-909。
ぜひシールドのスペアは1個持っておきたい気もするし、このご時世、5000円で買えるうちに買っといた方がいいのかも?
以前Amazonで購入した水温計やアンダーガード、もちろんこのFS-909も含めて、世界情勢の影響下、軒並み値上がりしてるしね。
これから先も何が起こるやら。
それに。
FASEEDのHPを見る限り、もうFS-909はラインナップにない様子。
シールドも今ある限りか…。
まぁシールドのスペアはもちろんだが、安い時にFS-909自体をもう一個買っときゃよかったかも!?